2011 世界選手権

世界選手権は途中で中止になってしまったけど、同行して良かった。非常に体力・気力がいるが楽しいの一言(^-^) 岡さん、啓子さんは海外経験豊富でいろんな面でサポート。本当にありがとうございました。若山さんに軽いノリで「世界選手権に行こうか」と誘われ、軽いノリで「面白そうだね」と便乗。誘ってくれた事に感謝。成山さんと武貞さんコンビも絶妙♪日本のトップ選手達の肉声を聞くのも面白いんです。海外選手のも聞きたいけど語学力に問題があって分かりません!

「チームリーダーやトップ選手はそういう事を考えて取り組んでいるんだぁ…当たり前の事かもしれないが、それぞれが熱い意見を持ちしっかり主張もしてる。それが実力あるフライトにも繋がり、日本代表になる努力もしてる。私は何がしたい?何ができる?どう向き合いたい?」自分に合った答えを探したいと思います(^-^) 

『世界選手権スタッフになりたい』という小さな「夢」を「実現」にするにも、一歩踏み出す「行動」と「出費」がなければ成り立たない。協力してくれた校長に深く感謝♪校長もスタッフ生活を楽しんでくれて良かった。さぁて、また何かを思いついたら巻き込むかも…覚悟して下さいね(^m^) 

スペインはピエドライタしか知らないけど、技量に合った時間帯の風を選べば激しいだけのエリアではない。とても優れたフライトエリアだと思います。中止の為にフリーフライトの機会が多かったが、岡さんのコンディション選びのお蔭で怖い思いはしてない。冬の朝霧の稜線の方が戦うフライト。ただし、強風でのライズアップはマスターして行った方が良いと思います…私は好きになったエリアだし、また飛びたいと思う。ついでにご飯は美味しいし、出会ったスペイン人(フライヤーはもちろんだけど一般人も)のホットな感じがイイ!

================================================================

7/1 マドリッド

メンバー:岡さん、武貞さん、若山さん、YUKO、校長

成田12:00出発→モスクワ17:00着→モスクワ19:15発→マドリッド22:25着

これが表示上の時間だけど時差7時間なので15時間の旅(@_@) なるべく、寝続けた。いつも飛行機では足がむくむので、弾性ストッキング持参!校長にも履かせてちゃいました♪スペインは夜が長いと聞いてたがホントだ!マドリッドに飛行機が着く時間はまだ明るかったし、涼しい。今夜はマドリッドに宿泊。校長は7/1からレンタカーを借りたんだけど、その会社が見つからない!岡さんと校長は空港内を走り回ってた。荷物番してたんで良くわかってないYUKO…。そして、ホテルへ行くのにタクシーが迷子Σ( ̄∇ ̄;)!! 「んな事もあるよねぇ♪」とタクシーを追い回す。

校長は掲示板にカキコ…YUKOは深夜のスペイン語「クレヨンしんちゃん」に釘付けでツインルーム…その頃、若山さんと武貞さんはダブルベッドに戸惑って「僕が床で寝ますよ」とかやってたらしい。はて、結局どのように過ごしたのかな(〃∇〃)

画像はクリックすれば大きくなります
 

7/2 ピエドライタへ

メンバー:岡さん、平木さん、武貞さん、成山さん、若山さん、YUKO、校長

岡さんもレンタカーを借りて、マドリッドを高速に乗って出発!校長はナビ付レンタカーを借りたら、ガーミンのポータブルナビ(日本語で案内)だった。海外経験豊富な岡さんにナビを渡して、校長号は後を追っていきます。都会を抜けると広大で乾燥した大地の景色に変わる。1時間くらい走って高速を降りてAvila近くのショッピングセンターでお買い物♪。慣れない海外の買い物はカートの使い方(中で使うカートと車に持って行けるカートが違う)や野菜の買い方(自分で量ってシールを張る)がとまどった(;^_^A 

ピエドライタ手前にあるホテル「EL LAVADERO(エル ラバデロ)」に13:30頃到着。右側通行・左ハンドル・マニュアル車・交差点のロータリーに校長はお疲れ?ありがとうございます(o^-')b このホテルに韓国・ブラジルチームも滞在。日本チームは7人なのでツイン3部屋・2シャワールーム・キッチン付を2つ借りました。15泊分を6部屋で割って約36500円/1人(世帯)…このお値段で済んでホッ。平木さんはポルトガルから直接移動して先にチェックイン。プリペイド携帯を平木さんにゲットしてもらっておいたが、校長の分が不足。ピエドライタのカフェで昼食後、町で校長のプリペイドは無事にゲット。翌日には売り切れた…セーフ。

遅れて夜に到着する成山さんを迎えに岡さんはナビを持って空港へ。そしてナビに翻弄され帰ってきたら日付が変わってしまった。ナビに違うAvilaへ連れて行かれたらしい。お疲れ様でした(^^;

   

7/3 開会式

メンバー:岡さん、平木さん、武貞さん、成山さん、若山さん、YUKO、校長

レジストレーションを早く済ませてフリーフライト計画。が、既に各国選手が集まって行列…この辺の細かい内容は「JHFパラグライディング競技委員会Day-2(開会式)」を参照。

YUKOのGPS付バリオとガーミンGPSと校長のポケナビにも、スタッフという事でWPダウンロードしてもらえた。ラッキー♪だが日本語仕様のポケナビは全て文字化けしてスゴイ状態…(;^_^A 海外フライトを考えてる人は日本語仕様にはご用心?ちなみに大会で選手を追いかけるのにダウンロードはスタッフには重要なことでした。公式大会に来ることも初めてなので、どう動いたら良いか分からず全体の動きを観察してたのが本音。

大変です。パレードで使う国旗を忘れてきちゃいました!選手のセーフティーブリーフィングの間に、校長の白いインナーケースと赤い生地で国旗を作る事に…。部屋は暗いので外で縫ってたら、外国の方(ブラジルチームスタッフ?名前も教えてくれたのに忘れた)に話しかけられた。…う〜、大半の英語が聞き取れない。気持ちはバンバンしゃべりたいんですが…。ギリギリで国旗ができたが…マズイ…日の丸部分からあるマークが透けてる(;一_一) そしてスペインの方が白い布にペンキで国旗を作ってくれてました。

 
スタッフだから撮影に徹するつもりだったんですが、一緒にパレードする事に…「えっ?(〃_ 〃)ゞ そうなんですか?」 照れながらパレードには笑顔で手を振りながら参加。でも、心の中で「あの〜、私はオマケですからぁ!!!」と叫んでる。

7/4 公式練習日

メンバー:岡さん、平木さん、武貞さん、成山さん、若山さん、YUKO、校長

選手目線コメントは「JHFパラグライディング競技委員会Day-1」を参照。

TOは標高1909m(選手にセットするように指示があったから間違いない)。とても広く人工芝が敷かれてる。どうやら今回の大会の為に整備したらしい。到着した頃は私でもウズウズする風。ブリーフィングが終わってセットアップする時には噂通りの強風!校長計測で5〜8m/s、強い時は10m/s越え…動画でカットしてるが選手達はセットアップも大変、テイクオフも苦戦。言葉は分からないが日本チーム以外もお手伝い。セットアップ時のキャノピーの暴れの抑えるくらいしかできないけど…ほぼ全選手がテイクオフするのを見守った。残念ながら最後までテイクオフできない人も…

メインLDを探し待機。GPSを見ると「お〜!確かにここだ!」既に選手がランディングしてるから間違いないんですが…。日本選手が降りてきて、少々無理をして…LDの端の囲い石垣&ブッシュに…。行ってみると「ぎょっ、石垣に有刺鉄線、ブッシュはいばらΣ( ̄∇ ̄;)!!」外国選手が助けに来ようとしたが、状況に気付いて無言で去っていった…「それ、正解(^.^)b」そして、私ののこぎりが登場!キャノピーが無事でホント良かった!不幸中の幸い♪

夕方(19:00)、校長は飛ばないと言う。どうしても一人で飛ぶのが嫌で、若山さんを引きずり込んでフリーフライト。風はガラリと変わって穏やか。

「LDは町の手前のあそこ!」
『…はい(全部がLDに見える(^^;)』

「こっち側の降りやすく見えるあそこは降りちゃダメ」
『…(う〜ん、あそこ?こっち?全部、降りやすそうだ(;一_一))』

「山の中腹の囲いに1頭しかいない所は降りちゃダメ!闘牛用の牛!気性が荒い」
『それは分かりやすい!怖いから降りな〜い(^.^)b』

良く上がるコンディションなので上げて遊んでた。そしたら、若山さんリードでホテルまでの8kmのミニXCに変更。フライト時間は短いけど新鮮なフライト。

※ピエドライタのメインLDは広いけど要注意!囲いは有刺鉄線といばらの可能性大!無理するよりアウトランを薦めます。

   

7/5 大会1日目

メンバー:岡さん、平木さん、武貞さん、成山さん、若山さん、YUKO、校長

選手目線コメントは「JHFパラグライディング競技委員会Day-1 TASK1」を参照。

西風に乗って『D01→A06』154kmのクロカンタスク。岡さんにリードしてもらいながら日本チームを追いかける。初体験なので何ができるのか分からない。武貞さんと若山さんは早めに降りてしまったのでピエドライタに戻りビール三昧?ゴールまでには四角い進入禁止区域やマドリッドへの航空機の進入路の為、高度制限箇所など…上がり過ぎて高度制限空域で高度処理してる選手達…。地上班はLDで日本チームが現れるのを期待して待機。フランスチームの聖子ちゃんはランディング。日本チームは?と探すがみんな同じ機体なんで分からないんです。何気に「あぁぁ、惜しいなぁ…あの機体は届かないよねぇ」と岡さんと話してたら「成山です。ゴール手前でショートしました」と無線!消えてく姿をじっくり見ちゃったよぉ(^^ゞ 最後に平木選手のゴールは見守りました。

成山さんからグザヴィエさんの行方不明情報を聞く…無事で居て欲しい

※念願の大会初日…「2009世界選手権inメキシコ」大会後のエアフロ本部?での会話
YUKO 「大会の動画速報がしたい。スタッフとしてスペインに同行したい」
校長 『スタッフになったら飛べないかもしれないよ』
YUKO 「飛べたらラッキー程度。飛べなくてもいい。スタッフが感じる楽しみもある!友人が日本代表なんてチャンス(o^-')b…なれるか分からんけど」
校長 『遠いからお金掛かるよ』
YUKO 「お小遣い貯めて1人でも行きたい♪でも、どうせなら一緒に行こう(/^∇)/」
強引にワガママを通したけど、いつの間にか校長の願望に変わった?

 
     

7/6 大会2日目

メンバー:岡さん、平木さん、武貞さん、成山さん、若山さん、YUKO、校長

し、渋いコンディション…どんどんTO前にグライダーが増えていく。映像的には綺麗だけど、選手は必死だろうなぁと見学。選手目線コメントは「JHFパラグライディング競技委員会Day2 TASK2」を参照。昨日のタスクの途中にあった街アビラがゴール『D01→A07』。途中の峠「腐海の森」は高めで攻めないと降ってしまうようだ。日本チームへ「Keep High!」と岡さんからのアドバイス!ゴールで選手のランディングを見ようと先回り…ランディングする選手の姿が見えるのに道が見つからないΣ( ̄∇ ̄;)!! ウロウロしたけど無事に到着。LDはグランドサーマルきつく、正直言えば自分のランディングなら怖い(><) 日本チームのゴールが見れてとても嬉しかった。地上班の動き方が分かったのと、昨日の編集で不足情報映像が判明。この日は映像構想が出来始めた(^.^)b が、当日編集に体力がもつかしら?体力を考えると大会以外は速報編集できない。

夕方、大会でアルゼンチンとチリの選手が亡くなった情報が…翌日はレストディーになりました。ご冥福を祈ります。

   

7/7 アビラ観光

メンバー:岡さん、平木さん、武貞さん、成山さん、若山さん、YUKO、校長

平木さんは聖子ちゃんたちと泳ぎに出かけた。残ったメンバーはアビラの街観光!1090年に作られたラス・ムラージャスの城壁は2.5m、高さ12m、幅3m、88以上の塔がある。小さな町を囲むように四角い形で作られ近くに行くと石造りの緻密さが良く分かる。アーチ状の天井などは日本では見ない造形に、信仰とスペイン文化の一部を感じる。また、これだけの建築物と現在の街が融合してる。城壁内にホテルや商店、車も自由に往来してる。

しかし、行きたいのはトイレ!昨日までの昼間と違って寒い!我慢できなくなった成山さんとYUKOは、岡さんの観光モードを一旦中止にしてもらいカフェタイム…順番にトイレに駆け込む。全員、トイレに行きたかったようだ(^m^) 落ち着いてのんびりと城壁内部と城壁の上部の観光!

20時から岡さんはチームリーダーミーティング。それに間に合うように夕飯を成山さんリードで作る。…海外自炊は初めてなのとどれだけのボリュームを作ればよいのか分からない。すると「聖子ちゃんと友人のPedroを連れて行っていい?」と平木さんから連絡!ギョッ!ほとんど完成だが手抜きをして少なめなので急いで品数を増やしてごまかす。聖子ちゃんとPedroと一緒に楽しく夕飯!この時の雑談は何だったかは思い出せない。「日本人のキャノピー選びはクラス分けに頼り過ぎ!同じクラスでもそのクラスになった要因は様々で意味合いは全く違う!何を求めるかが大事」と聖子ちゃんが熱く語った。フライトスタイルが変わり、次のキャノピー選びに悩んでいたYUKO。おかげで迷いは消えました。

ミーティングから戻った岡さんから大会中止の危機である事を知った。まずは選手の意見を聞き、続行させたいならどういう方法があるのかの議論。各自が自分の意見を出し合い、聖子ちゃんも熱い想いを語る。日本語バンバンの議論中はで一般フライヤーのPedroは困ったでしょうね(;^_^A 校長とYUKOにも…難しすぎる議題。言葉にしないが「事故を起こさない方法は思いつかないが、大会が続行してほしい」と思うだけだ…

     

7/8 川遊び&追悼セレモニー

メンバー:岡さん、平木さん、武貞さん、成山さん、若山さん、YUKO、校長

岡さんは11:00からチームリーダーミーティング。選手も17:00には結果報告を聞くために本部に行かねばならない。遠くには行けないし、事情が事情だけにフライト出来ない。聖子ちゃんとPedroから「泳ぎに行こう」のお誘い!ダダダッとパンやチーズやワインやビールを詰めて、出発!TOを通り過ぎて、集落も通り過ぎて…特別な目印なし!に着きました。が、日差しがあるが寒いΣ( ̄∇ ̄;)!!…ホントに泳ぐの?手馴れてる啓子さん、聖子ちゃん、Pedroはパラソル等でパパッと場所作り。そして、Pedroが早速飛び込む。もう少し待てば暑くなるらしい。しばらくしてから聖子ちゃん、啓子さんが飛び込む…「寒〜い!つら〜い!」の声…。日本チームに泳がないムード?なので、服のまま飛び込んでみた(^m^) (石垣の時も服のまま海に…)。すると男が飛び込まないのは恥?次々と飛び込み始め…校長には「一緒に飛び込む」とお約束して誘い出す。若山さん?脂肪が無いし、隠れるようにしてたのでそっとしておきましたぁ。そのうちにポルトガルや各国もシエスタしに川に集まってきた!賑わっていく様子を見てると知られた場所なんだぁと思った。

17:00からの選手ミーティングで大会中止が報告されたと聞き、残念で仕方ない。「JHFパラグライディング競技委員会Day4」参照。
アルゼンチンのフランシスコ、チリのエイテル、ペルーで次回PWCのエリア視察フライト中に亡くなったグザヴィエと、最近病気で亡くなったロシアパイロットのニコライ追悼セレモニー。ホテルに戻ると窓から「ナリヤマサン!」と声が…。韓国のアンチャンから「一緒に飲もう」と誘われた。今後は世界選手権の方向性が議論されていくのだろうとか、世界で戦う選手に必要な事は?パラ全体を思う岡さんや選手達の声を聞いてた。各自の熱い気持ちを聞きながら「私にできる事は何だろう?」と思う夜でした。

   
       

7/9 表彰&閉会式

メンバー:岡さん、平木さん、武貞さん、成山さん、若山さん、YUKO、校長

閉会式が行われた。「JHFパラグライディング競技委員会Day5」参照。
 国別優勝:フランスチーム
 オープンクラス
  1位 シャル・カズー(フランス)
  2位 ルカ・ドニーニー(イタリア)
  3位 アンドレ・スマレッキー(ドイツ)
 女子
  1位 ペトラ・スリポバ(チェコ)
  2位 レグラ・ストラッサー(スイス)
  3位 カースティ・キャメロン(イギリス)

閉会式後、フランスチームの聖子ちゃんと今後の話。どうやらフランスチームは早々に帰国するらしい…隣の国ですもんね。14:30頃にTOに行くが強風…5時間の風待ち後、成山さん、武貞さん、若山さん、岡さん、YUKOがテイクオフ。全員でホテルランディング。

画像はクリックすれば大きくなります
   

7/10 日本チームのクロカン

メンバー:岡さん、平木さん、武貞さん、成山さん、若山さん、YUKO、校長

大会は中止になったけれどオーガナイザーのサポートは最終日まで行われる事になった。そして、今日はとってもクロカン日和。オーガナイザーのサポート(回収)をしてもらうとライブトラッカーを返す為に時間制限(確か20:00?)が発生。日本チームは車2台でサポートが充実!時間を気にせず157kmのクロカンを楽しめる。そして、明日は成山さんが帰国するので日本チーム全員での最後のクロカン!『D01→A24』

岡さんにリードしてもらいながら地上からサポート。役に立った物は普通の広域地図(プレゼントしてくれた高田さん、ありがとう♪)!クロカン時の地上班にはとっても必需品!運転と撮影は校長に任せ、YUKOはGPSと地図と無線情報で位置を随時把握と写真。だいぶ慣れてきて良いコンビ(o^-')b 岡さんは一人でこれをやってるんですか?選手に風情報も連絡してるし、スゴイ!!

ゴールまで58.2kmで地上班が待機してたら、啓子さんからランディング情報。岡さんと別れて、校長号はお迎えに♪「座標方向・距離」と「地図」と「近くの小さな集落の名前を聞きに行く」の3点情報。YUKOのカンを信じてもらい車を走らせたらドンピシャ!カフェを探そうとしてる啓子さんを発見!セゴビアに向かって裏道を走らせてると今度はランディングする成山さんを発見!回収♪わざと大会初日のLD経由本日のゴールへ。ゴールした二人を探してる岡さんを発見。13:00テイクオフ→19:30ランディング…6時間半のフライト!スゴイなぁ(≧∇≦)

ホテルに戻りながらアビラの街に着いたのは22:30。アビラで夕飯を選手4人から地上班はご馳走になりました。「いただきます(/^∇)/」 サポートしたというより、私たちも十分楽しんでたんですが…♪

 
画像はクリックすれば大きくなります
   
       

7/11 2人帰国&宴会

メンバー:岡さん、平木さん、武貞さん、成山さん、若山さん、YUKO、校長

6:00成山さんを乗せてホテルを出発。校長の運転で同乗は啓子さんとYUKO。マドリッド市内の高速でナビだけではジャンクションを間違えたのでので、地図と標識を照らし合わせながら空港へ。マドリッドで少し渋滞にはまったが、時間までに間に合い、路上で成山さんと別れた。運良く駐車場に車を止めれたので、全員で空港内に入りもう一度成山さんとお別れをした。また。会いたいです(^-^) 朝食後、帰り道は啓子さんに運転してもらいました。急にチケットが取れる事になった若山さんを今度は岡さんと武貞さんが空港に送る事に…。ほとんど、入れ違いのようにホテルを出発して行ったみたい。

ホテルに戻るとPedroから「泳ぎに行かない?」のメール。うっ、嬉しいがもうバテバテ…(-"-;) 一回、眠りたい!英語も浮かばない…ので、啓子さんに代筆?をお願いしちゃいました。「20:00 ディナーに友達と一緒に招待するわ」

と言っても、辛口カレーとサラダと鳥の煮込みくらいしか用意できなかった。のちに、分かったんですがスペイン人は辛口が苦手みたい!Pedroはスペイン選手のDavid(ダヴィッ)と韓国選手のPark(パク)ちゃんと一緒に現れ、岡さんと武貞さんも同じ間に帰ってきてグッドタイミング♪今回は異常に盛る上がり、気付けば同じホテルに泊まってるブラジル選手も加わってワインを7本が空っぽ!英語・スペイン語・日本語が飛び交う面白い宴会。深夜まで続きました。今夜からパクちゃんとDavidは節約の為、日本チームと同居(^.^)b

画像はクリックすれば大きくなります
   

7/12 各自フリータイム

メンバー:岡さん、平木さん、武貞さん、YUKO、校長

武貞さん、校長、Davidは節度ある飲酒?岡さん、啓子さん、パクちゃん、YUKOはかなり飲んだけどアイアンレバーの持ち主!ケロっとしてます。お酒の弱いPedroは飲み過ぎで、頭がグルングルンして寝れなかったらしい。何も食べれない状態でかなりグロッキー…

今日はサンダーストームが来るのでフライトは出来ない。さて、どうしよう?Pedroは「泳ぎに行こう」と誘う。岡さんは観光がしたい。なので、各自自由に過ごす一日になった。武貞さんと啓子さんは疲れがたまってホテルでゆっくり休憩&睡眠。YUKOは観光するほど元気じゃない。でも、屋外で寝る方が好みなのでPedroと出かける事に。校長がひと眠りして起きたら岡さんの仕事も終わったので、二人はサラマンカ観光へ。パクちゃんとDavidもサラマンカデートで偶然会ったらしい。サラマンカは写真を見ると立派な聖堂がある街みたいですね。

英語の苦手でPedroと会話が成り立つか?何とかなったんですよねぇ!なぜかと言えばPedroが良くしゃべる。難しい単語を使わない(^.^)b そして電子辞書!例えば「僕は37歳。YUKOは若く見る。15〜25歳に見える」(…ん?聞き間違い?でもサスガに50歳とは日本でも言われないぞ。お世辞を入れても若すぎません?)←と言いたいが「Really?」が精一杯!川の水は冷たいので、寝そべってサーマルを眺めてた。そのうち背中をマッサージしてもらった。お返しは「Japaneseメディカルマッサージ」整体系ハードマッサージ!ソフトにしたけど痛がってました。若山さんは知ってるよねぇ、私の青空マッサージ(^m^) お互い寝不足なので「Sleepy…」マジ寝しちゃいました(〃_ 〃)ゞ

画像はクリックすれば大きくなります
   

7/13 …飛べない!

メンバー:岡さん、平木さん、武貞さん、YUKO、校長

校長に「飛ばない?」と誘い続け、やっと飛ぶ気になったようだ。武貞さん、啓子さんがサポートしてくれる事に♪東寄りの風の中、Pedroやコンペ機はテイクオフ。岡さん、YUKO、校長には7m強/sの風は厳しい(><) ついでに今までで一番寒い!風待ち後下山して昼食。飛んだパイロットの話では、かなりバンピーだったらしい。

夕方、期待しながらTOに行くと15度…寒い。風は6.5m/s位でタンデム機やシリアル機はテイクオフしてく。あまり前進しない。20:40まで風待ちしたがギブアップ!

画像はクリックすれば大きくなります
   

7/14 フリーフライト

メンバー:岡さん、平木さん、武貞さん、YUKO、校長

確実に一度は校長を飛ばそう計画!10時前にTO…こんな時間に飛ぼうとする人は居ないし、13度…寒い(-"-;) 高度差900m距離5kmサーマル無し 岡さん、YUKO、校長がテイクオフ。届くとは思うが余計な事をすると届かなくなりそうなのでひたすらメインLDに向かう。シンクがあったら岡さんとYUKOはショート…。校長のグライダーが一番番良い性能。LD手前で200mの高度があったそうだ。校長には距離感を掴むのに良いフライトだったそうだが、早朝フライトはもうしたくないのがYUKOの本音(^^;

午後、西にあるアビラ村経由ピエドライタ北方向の道をクロカンタスク『D01→A16→B36』。岡さん、YUKOも武貞さんと啓子さんと一緒にフライト。もちろん同じタスクを狙ってないですよ。サーマルヒットしたが北風に阻まれ町を越えれない…上空でB36をGoToセットしたんだけどなぁ(^^ゞ その後は3人で地上班になってサポート。

19時、またTOへ。5.5m/s程の風…日本ならテイクオフしないのだが、標高が高くて乾燥してるからなのだろうか?ここでは飛べる。風の重さが違う?上手く表現できない。穏やかなでっかいアーベントでいつまでも飛べるコンディション♪が、21時にレストランを予約してるので降りなくちゃいけない(T_T) 2人が降りてるのは知ってるが、ランディングお約束時間までフライト。LD上空で800mほどの高度…サブロクで高度処理。

町一番のレストラン?に予約したパエリア!若山さんが切望したのに食べれなかったパエリアを食べて、悔しがらせる計画(o^-')b パクちゃん達にテイクアウトしてお土産♪

画像はクリックすれば大きくなります
   

7/15 クロカン挑戦

メンバー:岡さん、平木さん、武貞さん、YUKO、校長

校長と体調不良の武貞さんが地上班。今日のタスクはAVILAのアウト&リターン『D01→A07→A17』。岡さん、YUKOもライブトラッカーを借りてタスクに挑戦!岡さんのテイクオフ後の渋さを見て風待ちしたいが、テイクオフできないのも困るので続けてテイクオフ。岡さんより私の機体は遅いので渋いと動き回れないのでキツイのだ。岡さんは山側で上げ直した。が、YUKOは山に張り付くスピードが無い。仕方なく中腹サーマルを狙う。這いつくばるように粘っていたらサーマルを捕まえた!同じように低くなってたコンペ機が近寄ってきて一緒に回した。実はこのコンペ機はパクちゃん。サーマルトップまで一緒に上げた後、パクちゃんはサーマル乗継の為に山へ…『悔しいが性能の差。この高度で山に向かえば岩肌ランディング(><)』安全重視で平地のサーマルを祈りつつ、道路近く(回収しやすくする為)にランディングできるようにXC断念。残念ながら道路にも届かない。分かりやすくする為にポイント近くにランディング。

んで、アクシデント!校長がポケナビを忘れてきた。武貞さんはGPSを校長に貸して岡さん号をホテルに置きに…。校長に座標を送ったが使い方が分からないと言う。「自力で道に出ます( ̄^ ̄)」柵を乗り越え、道に出たら校長号が見えた。

岡さんは「腐海の森」を果敢に越えてランディング。啓子さんは3400mまで上げ、「寒いぃぃぃ!」と言いながらアウト&リターンでホテルランディング。啓子さんがリターン時に峠を越えるのを確認後、地上班は夕方フライトする為にTOに戻る。

昨日のようなアーベントフライトを期待してたらしいが、校長にとってはサーマルコンディションだったらしい。18:30頃に岡さん、YUKO、校長がテイクオフ。校長は2100mまで上げたが、潰されて戦意喪失。岡さんとYUKOはもっと上げて遊んでた。ホテルランディングする事になったが校長は常に低い?岡さんはホテルの手前の集落で上げ直し。YUKOはソーラーパネル群?らしき所で上げ直し。岡さんは余裕の高度だけど、校長が低く見えた。アウトランしても位置情報を言えるように空中待機。無事にランディングしたのを確認後、YUKOもランディング(^-^) ふふっ、楽しい♪

パクちゃん、Davidとは今夜でお別れ…とんこつラーメンやサラダ、チーズ。パクちゃんのチヂミ、特製真っ赤な激辛トッポギ(これを食べれたのは岡さんとYUKOだけ)。いつものようにワイン(^.^)b 「おいしい」 「ブエ〜ノ!」 「マシッタ!」

画像はクリックすれば大きくなります
     

7/16 セゴビア観光

メンバー:岡さん、平木さん、武貞さん、YUKO、校長

200kmクロカンの予定の武貞さんと啓子さん。強風で強いコンバージェンスがあるという張り紙がH.Q前に…一気に戦闘モードは消えちゃいました。ホテルに戻るとちょうどパクちゃん達が出発する前だったのでもう一度お別れ。2人が居なくなったあとに巨大なコチュジャン(5kgくらいありそう)が未使用で存在。パクちゃんの辛党はスゴイ!そして聖子ちゃん土産に持って行った啓子さんもスゴイ?

さて、もうセゴビアしか観光スポットは残ってません(^m^) セゴビアは古代水道橋、ディズニー「白雪姫」や「カリオストロの城」のモデルになったアルカサル城、大聖堂がある旧市街地は世界遺産。全く知らないで観光してましたぁ!

岡さんセンサーで最後の晩餐にするレストランを探し、「ここにしよう♪」と決めた。しかし、20:30過ぎないと食べれないから飲んでなさいと言う(たぶんね)。このお店は英語が通じなかったのだ(T_T) マスターはスペイン語でひたすら話しかけてくれる。「鍵」「コピー」までは分かった。その後の空手みたいなジェスチャー…解読不能…だが何度も言ってくる。…そう言えば、開会式の時も酔っ払いおじさんに「日本が好きだぁ」と絡まれたなぁ(^^; それはそれで楽しい晩餐♪ユニークなマスターに岡さんも巻き込まれた?

画像はクリックすれば大きくなります
   

17日11:25マドリッド出発→18:10モスクワ着→20:00モスクワ発→18日10:20成田着
実際はマドリッドを飛行機が1時間遅れ。おそらくモスクワで荷物の載せ替えが間に合わず、成田に到着したら届いてないΣ( ̄∇ ̄;)!! 行きじゃなくて良かった。翌日に届いた荷物を空港側が発送してくれた。